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鑑賞090「質問」 [百題百日]

本日の題は「質問」です。選んだ歌は、少ない目です。

思いのほか、使いにくい言葉だったようですね。

日常生活の中で問いかけること、詰問することはしばしばあるけれど、純粋に「質問」することは案外少ないような気もします。

そのせいなんでしょうね、今日選んだ歌6首のうち、作中の人物が先生という立場にある、と思われる歌が4首を占めました。生徒が先生にするというのが一番自然な「質問」の使い方なんでしょうね。

あと、幼児が大人に次々と質問する歌もありました。これも使い方としては自然だと思うのですが、誰でもが思うところにとどまってしまっていた歌が多く、取り上げませんでした。こういう、こどもが身近にいる時間は短いので、いい歌に出会いたかっただけにちょっと残念。

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鑑賞089「こころ」 [百題百日]

今日の題は「:こころ」です。平仮名の題ですが、「心」を詠んだ歌がほとんどでした。これがもし、漢字の題だったら「こころ」と読ます歌はかえって少なかったんじゃないでしょうか。

私は心の状態を表すのには「心」より「こころ」の方がふさわしいような気がするのですが、いかがでしょう。

逆にひらがなの題だったせいで多かっただろう、と思われるものは、「ころころ」という音と組み合わせて詠まれた歌でした。たぶん10首以上はあったと思います。口調はいいのですが、多いだけに既視感があり、それを超える歌には出会えませんでした。

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鑑賞088「暗」 [百題百日]

88番目の題は「暗」です。形容詞にすると「暗い」。この字を含む名詞ということになると「暗い」という意味から離れるものもありますが、そのような歌を含め、心理的な暗さをうたったものが多かったように思います。しかし、その暗さも、それぞれに色合いに違いがあって、いろんな暗さを楽しみました。

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鑑賞87「テープ」 [百題百日]

今日の題は「テープ」。ひとことにテープと言ってもいろいろありますね。糊の付いたタイプのテープ、テープカットやゴールのテープ。磁気テープ、紙テープ。いろんな場面に出てくるだけに詠みやすい題だったように思います。

ただ、似たり寄ったりの場面も多くありました。特に船が出港する時の紙テープは昔の映画の1シーンみたいなのが目立ちました。

 

まず最初は、カセットテープの歌からピックアップしました。

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鑑賞086「石」 [百題百日]

今回の題は「石」。身近なものだから、そのままでも詠み込みやすいし、「石」の字を含む語も多いので、特別困る題ではなかったように思います。

最初はふつうの石ころの歌から。

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鑑賞085「きざし」 [百題百日]

今日の題は「きざし」です。

この題、案外難しくなかったですか? 名詞として使われる場合、いくつかの組み合わせ以外ではほとんど使われなくなっている言葉のように思うのですが、どうでしょうか。

ところで、ネットで検索をかけると「きざし語」に関するものばかりヒットしますね。一時話題になったように記憶していますが、すっかり忘れていました。

 

では、歌の鑑賞に行きます。まずは季節の兆しの歌から。

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鑑賞084「退屈」 [百題百日]

84番目の題は「退屈」。

日常の会話の中ではほぼ100%マイナスイメージの言葉として使われるように思いますが、手のひらに転がしてみると、プラスのベクトルも持っている言葉のような気がします。

歌を読んでいても、単にマイナスなこととして詠まれている歌は、あまり面白く感じられなかったんですよ。こういった、微妙なところに歌の表す世界が広がる鍵があるのでしょうかね。うまく言えないけれど。

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鑑賞083「筒」 [百題百日]

本日の題は「筒」。題を見た時には何を詠めばいいんだ?としばらく考え込みましたが、筒を使った単語にも詠みやすいものが多くありますし、困る題ではなかったですね。このように、ちょっと迷ってから詠む歌の方が、むしろいい歌になりやすい気もします。ピックアップした歌も少しだけ多い目ですし、選ぼうかどうか迷った歌もわりにありました。

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鑑賞082「サイレン」 [百題百日]

きょうは「サイレン」の歌です。

最近ではおもに警報や注意を促すための音として使われていますが、時報や何かの開始時を知らせる信号としてのサイレンも。こちらは長閑に感じますね。あと、船乗りを惑わすサイレン=セイレンの歌もありました。サイレンを含む語では「サイレント」や「サイレンサー」の歌もありましたが、ピックアップした歌にはなかったですね。取り上げようかどうか迷った歌もあったので、たまたまそういう選になったということだと思います。

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鑑賞081「露」 [百題百日]

81番目の題は「露」。鑑賞も残り20となりました。(もうひとがんばり)

この題で圧倒的に多かったのは露草の歌でした。都会でも身近な植物だからでしょうね。「結露」を詠んだ歌もかなりたくさん見受けられました。密閉性の高い現代の住宅に住んでいると、身近であって、切実な対策のいるものでもありますから、これを詠む歌が多かったのもうなずけます。

しかしながら、これらの歌からピックアップした歌はなかったんですね。

露草の歌はどこかで見た感じの歌が多かったし、結露の歌は私にはよくわからなかった歌が多かった。特に比喩的に用いられた歌はついて行けなかった場合が多いのですが、もしかして、結露に抱くイメージが人によって違うのかしらん

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