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鑑賞100「終」 [百題百日]

2007年の最初の題は「始」、そして、最後の題は「終」でした。

いろいろなものに「終」があり、いろんな「終」の歌がありましたが、多くの人はそれぞれ違う終わりを詠んでも、このイベントの今回のラスト、ということを思ったのではないでしょうか。

まずはその、今回のイベントを詠んだ歌から。

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鑑賞099「茶」 [百題百日]

今日取り上げる題は「茶」です。

植物としての「茶」、飲み物としての各種のお茶、色名…。守備範囲の広い言葉ですね。しかも、「茶」から遠く離れた意味になった熟語も豊富にあります。

いろんな用い方のできる語でしたが、多かったのはお茶を飲んでいる、あるいは前にしている場面。その中でも紅茶を詠んだものが多く、既視感のある場面が多いように思いました。

そういう場面って、テレビ雑誌など、あらゆるところに溢れているでしょう?そんな情報が知らず知らずのうちに染み込んでしまっていて、すっと歌を詠んでしまうと、思わず影響されるってことになるのかもしれませんね。

 

では、最初は茶畑の歌。

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鑑賞098「ベッド」 [百題百日]

98番目の題は「ベッド」です。身近のものではあるんですけれど、なぜか詠みにくい題だったみたいですね。案外イメージを広げにくい題のような気がします。簡易ベッドだとか、ソファーベッドとか、ほかの語と組み合わせるとそれほどでもないんですけれども。

ベッドとの取り合わせで多かったのは「月」や「月光」。それだけでいかにもって情景が出来上がってしまって、梅に鶯みたいになってしまいがちかも。

 

まずは幻想的な歌群から。

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鑑賞097「話」 [百題百日]

本日の題は「話」です。動詞としても頻繁に使う語だし、名詞としても、よく使われる語です。日常会話の中だけではなく、歌の中にもしばしば出てくる言葉ですよね。また、ほかの漢字と組み合わせてもよく使われる字なので、苦労はないだろう、と思っていたのですが、ピックアップした歌は少なかったですね。何気なく使うのは苦労しないけれど、「話」を意識すると、特定のイメージに引き込まれやすい言葉なのかしら。

 

まずは、子供のいる風景の歌を集めてみました。

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鑑賞096「模様」 [百題百日]

今日、96番目の題は「模様」です。大きく分けて、様子といった意味で使われているものと、洋服や生地の柄といった意味の2つで使われていました。

その、柄の中で、一番人気は圧倒的に「水玉模様」でした。一番使いやすそうではありますが、昔、人から聞いた、「心が迷っている時は水玉模様を選ぶ」という言葉を、ふと、思い出していました。ずっと、そんなわけ、ないじゃん、と思っていたのですが、こうやって、いくつかの歌を眺めていると、それも、一理ありそうな気がしてきました。

ところで、私が「水玉模様」というたびに子は冷笑します。というのも、ファッション用語としてはもう、死語扱いだそうです。今の子はドット柄って言うんですね。でもでも、ついつい口から出るのは「水玉模様」。このへんが、とってもおばさんだそうです。

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鑑賞095「裏」 [百題百日]

今日の題は「裏」。表あっての裏ですから、影だとか、負だとか、マイナスのイメージの強い言葉だろうと思います。

と書きつつ、あれ?「裏切り」の裏ってなんだ?と思ったんですけど、これも、公明正大に切るんじゃないから「裏」なんでしょうね。

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鑑賞094「社会」 [百題百日]

94番目の題は「社会」。これも、ついついエラそうなことを言ってしまいたくなる題だな。

これを正面から詠むのなら、シャープな切り口が必要だろうと思います。

では、まずは、その「社会」について正面から詠んだ歌から。

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鑑賞093「祝」 [百題百日]

本日取り上げるのは「祝」という題です。

歌にしづらいと思うのはこの言葉があまりにも、めでたすぎるせいかしらん?

「祝日」はそんなにめでたい感じはないのですが、歌を読んでみると「休日」の方がむしろ適切な歌が多くありました。また、「祝」と「呪」の似ていることろに注目した歌も複数ありましたが、これはもう、かなりたくさん詠まれている素材ですね。これだけでは発見の歌ですらありません。

 

それでは、個々の歌の鑑賞を。

まずは、従来の短歌的な抒情の歌から。

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鑑賞092「ホテル」 [百題百日]

本日の題は「:ホテル」です。一言にホテルと言っても、ラブホテルビジネスホテルから老舗のホテルまで、いろいろありますね。そのためでしょうか、場面がうまく想像できない歌が割にありました。

自分で歌を詠む時にはこんなホテル、とイメージして歌にしているのだと思いますが、それが歌にある情報だけで読者に伝わるかどうか、いちど客観的に歌を見直す作業が必要なのではないでしょうか。

他の歌でも同じことは言えるのですが、作者の思い込みが働きやすい題のようで、気になりました。

また、固有名詞(ホテルの名前)があまり効果的ではない歌も結構多かったように思います。知っている名前ならばともかく、固有名詞を出してもイメージが絞られないというか、名前だけではどんなタイプのホテルか想像できないというか、そんな歌が目につきました。

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鑑賞091「命」 [百題百日]

91番目の題は「命」。「命」一字で、しかも漢字となると、ものすごく重たいテーマが前面に出てきがちですね。それだけに、自分の能力を超えた内容を詠もうとしてしまう傾向があるように思います。自分の手に余るものを詠もうとすると、借りものになってしまうことになるのではないかしらん。自分の手に掴める範囲を見極めることもまた、大事なことなのではないでしょうか。

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