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希臘の桃 [食]

お盆に帰省した時に、久しぶりに生の桃を食べた。
その時に、なんだか、実際の桃と頭の中の桃が違う気がし出して、それからつらつらと桃のことばかり(はオーバーだけど)考えている。

食べた桃のうちの1種類は皮が赤くって、実もかなり赤い桃だったけれど、生まれてから現在まで、生で食べた桃の、たぶん95%以上は皮が白~ピンクの果肉の白い桃だろうと思う。
で、例外なく、おしりの丸い桃。
http://images.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&lr=&newwindow=1&q=%E6%A1%83&btnG=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%A4%9C%E7%B4%A2
(一部不適切な?画像が含まれています)
でも、桃太郎の桃をはじめ、絵に見る桃はおしりがとんがっているんですよね。中華系ファミレスの「バーミヤン」のマークもそんな桃だし。
とんがった桃って、いかにも東洋、って感じがする。
だけど、そんなの見たことない。架空の桃?
調べてみたら、この系統は中国の北方から来たものらしいが、現在主流の桃は明治期に入って来た、上海水蜜桃を基に品種改良されているものらしく、こちらは南方系でおしりが丸いんだそう。昔の陶器の絵柄などに使われているのもとんがったものなんで、こちらが昔は桃らしい桃だったんでしょうね。昔の陶磁器や絵画に出てくる桃はまず、おしりがとんがってるんじゃないかな。
http://www.kubaru.jp/news/2007/08/post_30.html
(現物の画像、見つけました。)

東洋の桃がこんな感じだとしたら、西洋の桃は?
やっぱり、黄色みの強い桃ですよね。
http://www.ermou.gr/blog/gadgets/color-trends-spring-summer-2008/
こんな感じ?
でも、この写真の桃もいかにも桃って感じがするんですよね。
あまり違和感がない。
見なれた姿のように思ってしまう。
考えてみると、西洋文化の中の桃なんですよね。
絵画なんかでよく見ているので、とんがった桃と同じく、これもいかにも桃のように思えてしまうんだろうな。

もう、30年ほど前のことだけど、ギリシアで桃を食べたことがある。
その時は少し小ぶりな桃だな、と思っただけだったが、今から思えば、あれは黄桃だったと思う。
だけど、全く意識しなかったんですよね。
ということは黄桃も白桃もひっくるめて桃と思っていて、明確に区別する意識がなかったってことなんだろうな、と思う。
でも、思い出してみると、確かにあれは黄桃だった。

ヨーロッパからアメリカへと西方には黄桃の系統が伝播したんだそう。
英語フランス語のピーチ、ペシェはペルシアが語源に関係しているらしく、ペルシア原産の果物だと思われていたようだ。
あの、黄色というか黄金色はそう言われてみると、いかにもペルシャって感じ。
ところで、この画像もそうなんだけど、西洋の桃には葉っぱが一枚っていうのが、基本のように思うけれど、これって、シンボリズム的には、「誠実」を表すんだそう。これを手に持っているご婦人の肖像を見たら、はは~ん、誠実って寓意があるんだな、と読むのだそうで…。

こんな寓意が成り立つのも黄桃だったせいかな?
いま、日本で主流の桃だったら、あまりにも女性のおしりに似すぎていて、ありえないのじゃないかと…。
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